『私が川や街を掃除し続ける理由②(再)』
海洋につながる河川の清掃はわかるけど、街中の掃除と海のプラごみって関係ないのでは❓
いえいえ関係は大ありで、とりわけ深刻なのがポイ捨てされたタバコの吸い殻なんですね。
吸い殻のフィルター部分はアセチルセルロース(セルロースアセテート)という合成樹脂で、その組成については厳密にはプラスチックと異なるとはいうものの、ほとんど同じと考えていいでしょう。
こいつらが排水溝から下水を通って川に流れ出してしまうと、いずれは海に到達します。
海上や海中を漂ううちに、フィルターの繊維がどんどんと劣化し細断され、昨今問題になっているマイクロプラスチック(直径5ミリ以下のプラスチック粒子またはプラスチック片)と酷似したマイクロファイバーとして、少なくとも十数年は分解されないまま海洋環境汚染の一因となります。
しかも、それらフィルターには元々ニコチンなどの有害物質が含まれており、さらには海中を浮遊している間に次々とPCBやダイオキシンなどの内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)を吸着する性質があります。
毒素の玉手箱化したマイクロファイバーが魚の口から入ったのち、最終的にそれらを食す人間の体内に蓄積されてしまうんですね。
これが一般のマイクロプラスチックと同じく危惧されるところです。
街の美観的にもよろしくないタバコのポイ捨て、どうか止めてもらえないでしょうか(懇願・続く)
いえいえ関係は大ありで、とりわけ深刻なのがポイ捨てされたタバコの吸い殻なんですね。
吸い殻のフィルター部分はアセチルセルロース(セルロースアセテート)という合成樹脂で、その組成については厳密にはプラスチックと異なるとはいうものの、ほとんど同じと考えていいでしょう。
こいつらが排水溝から下水を通って川に流れ出してしまうと、いずれは海に到達します。
海上や海中を漂ううちに、フィルターの繊維がどんどんと劣化し細断され、昨今問題になっているマイクロプラスチック(直径5ミリ以下のプラスチック粒子またはプラスチック片)と酷似したマイクロファイバーとして、少なくとも十数年は分解されないまま海洋環境汚染の一因となります。
しかも、それらフィルターには元々ニコチンなどの有害物質が含まれており、さらには海中を浮遊している間に次々とPCBやダイオキシンなどの内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)を吸着する性質があります。
毒素の玉手箱化したマイクロファイバーが魚の口から入ったのち、最終的にそれらを食す人間の体内に蓄積されてしまうんですね。
これが一般のマイクロプラスチックと同じく危惧されるところです。
街の美観的にもよろしくないタバコのポイ捨て、どうか止めてもらえないでしょうか(懇願・続く)
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