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『死ぬ勇気があればなんでもできる』

先日、虐待されて殺される子どもを無くす活動「ゼロ会議」のお話しをしました。

命を奪われるだけではなく、幼少期に受けた虐待は一生忘れることもできず、トラウマになって社会生活に大きな支障が出てしまうことが多いです。

私は障がい者の就労支援事業所で、これまで主にひきこもり状態にある人たちに関わってきましたが、精神障がいを患った利用者の中にも、子どもの頃に受けた虐待やいじめの影響から社会生活に馴染めないというか、まったく外部との接触を持とうとしない人が少なからず存在します。

そのような状況から大人になってしまうと、仕事にもつけなくて、社会からも阻害されてしまいます。

精神疾患の原因は様々で、抱える悩みも人それぞれですが、特に多い症状であるうつ状態においては常に不安感や自責感、無力感がつきまといます。

うつ病を始めとした精神疾患の症状が重くなると、希死念慮(漠然と死を願う状態)から、具体的な自殺願望へと徐々にシフトしてしまいます。

自死を選択してしまう人は、疾病などの耐え難い苦しみや金銭的・経済的な悩みなどの他に、このような精神状態にある場合が顕著です。

これらの問題解決のために、国も本腰を入れての対策、たとえば自殺者を減らすためにはどうすべきかを徹底的に追求し、それを遂行できるだけのプロフェッショナルを育成し、配置し、管理する。

訳のわからないことに多額の税金を投入しないで、このような施設を作り、人材育成にどんどんお金を使うべきではないでしょうか。

命をかけて取り組むスタッフには、それに見合ったたくさんの報酬で応えてあげればいいことです。

全国には自殺対策推進センターなる機関が存在しますが、しっかりと機能しているのでしょうか。

生意気言いましたが、毎日のように報じられる若者や子どもの自殺をどうにか食い止め、減らすことを国として真剣に取り組むべき時期が来ています。

「死ぬ勇気があればなんでもできる」との表題は、至極もっともなことですが、そんな単純なことではないとの裏返しでもあり、前述のごとく人それぞれ様々な要因があるからこそ、早急にプロフェッショナル集団を構築する必要があると考えます。

これは児童虐待問題についても同じく言えます。

それと並行して「命の尊さ」「人生の意義」「生きることの大切さ」も伝えていかなければなりません。

「命と幸せ」➡
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=5081826365256111&id=100002863926319

700名を超える国会議員の皆さん、もうそろそろフルゴリラでよろしくお願いしたいです。

『死ぬ勇気があればなんでもできる』


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