ミスターSDGS 誠栄です！

今から３０数年前、社会人になりたての初々しい誠榮青年は、当時バブル期に突入する少し前のとても景気のよかった時代にゴルフのロストボール（✽）を売買していました。

最初、一度目の結婚式において媒酌人を引き受けていただいた人物から、一緒にやろうと誘われたものの、正直こんなん商売になるのかなと思いました。

そのころは今では考えられないくらいの売り手市場で「わが社に入社していただけたら、商用車じゃなくプライベート用の車を差し上げます」といった企業も実際にあったくらいでした（笑）

あの今をときめく任天堂もファミリーコンピュータが登場した頃で、それまでの花札やトランプの玩具屋のイメージで結構入社しやすかったかもです。

ボールの仕入れは、ゴルフ場に直接買い付けに行くのではなく、働いている管理のおじさんやキャディーのおばさんの家に夜な夜な現金を持って買いに行きます。

昔からロストボールを取り扱う業者は存在するのですが、○○系や○○系の関係者が多くて、何度か怖い思いもしました。

夜間、いつものようにお得意さんの家を訪問すると玄関に明かりが灯ってました。

ガラっと勢いよくドアを開けてみると、両耳の上あたりから後頭部にかけて、竜の刺青が鮮やかなスキンヘッドの後ろ姿❗

超ビビりながらも声を掛けてみると、意外と優しい人だったり（安堵）

しっかりと共存共栄していきましたけどね。

市街地の運転経験もそんなにないくせに、田舎の細い畦道を走らなければなりません。

夜は街灯がなく、雨でぬかるんでいたりすると、タイヤを田んぼに嵌めてしまって、近所の農家のおじさんにトラクターで引っ張り上げてもらうこともありました。

そんなこんなで、次回に続きます（苦笑）

✽ここで言うロストボールとは、ゴルファーがプレー中に紛失したボールをゴルフ場から委託された回収業者等が回収・洗浄・選別したあとに袋詰めされて再び店頭で販売されるリサイクルボールのこと。

◆このシリーズにおいての過去の事象は一定期間が経過したことによる時効成立ということでよろしくお願いいたします◆