『栄を榮に』
昨日の夜、およそ6年振りに連絡をいただいた陽明学の大家とスイスホテル南海大阪のラウンジでお会いする約束をしていたのですが、時間になっても一向にお姿が見えません。
電話をかけてもコールはすれど、つながりません。
しばらく待っても折り返しがないから、もう帰ろうかと思ったときに、ようやくかかってきました。
なんと、雨で濡れた難波駅の階段で足を滑らせて転倒、そのまま救急車で病院に運ばれたそうです。
かなりのご高齢もあって、めっちゃくちゃ心配しましたが、なんとか大丈夫とのことで、くれぐれもお大事にと、また日を改めてお会いすることに。
私の名前「誠榮」の「榮」の文字、実のところ戸籍上は「栄」なんですが、間違いなく旧字体の方がいいからとこの先生に言われて、通称名を変えた経緯があります。
そんな因縁めいた方から、世の中を良くしようとする今のこのタイミングで連絡をもらったのは、さては天のメッセージか神のお告げでもいただけるのかとワクワクしましたが、この世はすべて必然説を唱える誠榮にとって少々複雑な気持ちになりました。
✽写真のキュービッククロックは、世界に10個あるかないかといわれるくらい大変希少価値の高い時計で、日本ではここでしかお目にかかれません。
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